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2018年JIA大会へ出席してきました

2018年JIA大会へ出席してきました

毎年開催されるJIA(日本建築家協会)大会,今年は東京で明治大学アカデミーコモンを会場に3日間にわたり開催されました。ACAアルカジア大会との同時開催で、アジア各国の建築家の参加もあり、テーマ、内容も国際色豊かな大会でした。中でも槇文彦氏の講演は、モダニズムのリーダー建築家として分かり易く、指峻に富んだ内容で、90歳という年齢を感じさせない新鮮な内容でした。とりわけ「AI、IOTコンピューターやロボットの進化が著しい時代に、人間の知恵と想像力がより求められる」という言葉が印象的でした。

「住宅部会」へ顔を出し、北海道から沖縄まで、日本中の住宅建築家たちの抱える課題と様々な対応について聞き、学びました。
また、一環となる森美術館「建築の日本展~その遺伝子のもたらすもの」は、日本の歴史的建物と現代建築の対比とつながりは技術の継承と展開という事も含めとても興味深く、一件アバンギャルドの建築が、日本の伝統的建築技術とデザインに根差しているという面が紹介され、建築デザインのルーツと展開を改めて考えさせられました。