住宅は着心地の良い衣服の様に、住み手の暮らしにフィットする心地良さが求められます。
様々な家庭の様々なライフスタイルにフィットする身体感覚の家、住み手の暮らし方に合った「居心地の良い家づくり」が基本です。
また、2世代、3世代将来変化する家族構成にも柔軟に対応できる、「柔らかい暮らしの器としての住宅」を設計・建設を通じて一緒に考えます。
敷地条件から導かれる「最適な住環境」づくり、道路や隣接する家との関係と日当たりや眺望など周辺条件を十分に理解して、より良い暮らし環境をつくります。
「家族の程良いつながりと独立性」人と人、部屋と部屋、庭やテラス等の内と外のつながりと関係づくりは重要です。
家族のライフスタイルに合った間取りと、多様な活動が可能なテラス、中庭等の「中間領域とのつながり」を考えます。
玄関から室内迄、段差のないフラットな床のつながりと、手すりの適切な配置、トイレや入浴にも高齢者でも不自由なく暮らせる「バリアフリーな住宅」と誰でも使い易い「ユニバーサルデザインの家」を考えます。
身も心も開放的になる「くつろぎ空間」としてのリビングダイニングと「料理を楽しむ」オープンなキッチン等のパブリック空間、プライベート空間として「安心して眠れる」寝室や「落ち着いた」書斎、「心と体の癒しの場」となる浴室と「機能的な洗面、洗濯室」、快適な環境と支える機能的な家事動線を基本に家づくりを考えます。
■ House / 住宅
「豊かな暮らしの器」としての住宅を、クライアントと一緒に創っていきます。テーマは「和モダーン」、木材や珪藻土等の自然素材を使った健康住宅、外装の金属とのハイブリッドなデザインを目指します。
・代表作品
1.F邸
千葉市 2018年 / 194m2
■ House / 住宅 / 海辺のVILLA
ドクター夫妻の別荘、将来はこちらで暮らす事を考えた家として創りました。
道路を挟んで目の前に広がる館山湾、晴れた日には富士山、大島を望む‘海辺の住宅’です。
眺望を最大に生かす為全ての部屋から海を望むプラン、床を1m上げる事で、眺望と道路からのプライバシー、防犯に配慮しています。
自然素材のインテリア、壁の珪藻土と床は30㎜の杉板張り、天井は杉の小幅板としました。
塩害に配慮した材料の選択、風対策として軒を設けず、全ての窓は雨戸で閉じられます。